蜂巣もも
演劇・演出家
戯曲が要求する極限的な身体を引き出すことで、圧縮された「生の記憶」と観客が出会う場所を演出。
1989年生まれ。京都出身。2013年からより多くの劇作家、俳優に出会うため上京。 また、庭師ジル・クレマンが『動いている庭』で提唱する新しい環境観に感銘を受け、串尾一輝、渡邊織音らと「グループ・野原」を立ち上げる。
演劇/戯曲を庭と捉え、俳優の身体や言葉が強く生きる場として舞台上の「政治」を思考し、演出を手がける。円盤に乗る派、鳥公園にも参加し、演出、創作環境のブラッシュアップをともに考える。
撮影 吉原洋一『あさしぶ』より
上演記録
2011年 卒業制作『だれか、来る』(作 ヨン・フォッセ)上演
京都・春秋座舞台裏倉庫、舞台上舞台にて
2012年 『寿歌』 (作 北村想)上演
京都・東山区青少年活動センターにて
2014年 『授業』(作 ウージェーヌ・イヨネスコ、翻訳 安堂信也/木村光一)
東京・アトリエ春風舎にて
2015年 久之浜ワークインプログレス能『弱法師』(作 観世元雅)
東京・アトリエ春風舎にて
同年 無隣館ショーケース『3 youth on the sand』より『不眠普及』(作 綾門優季)
東京・アトリエ春風舎にて
2016年 sons wo:『水』(作 カゲヤマ気象台)
東京・アトリエ春風舎にて
2017年 『木に花咲く』(作 別役実)
東京・アトリエ春風舎にて
同年 どらま館ショーケースより『愛するとき死ぬとき』(作 フリッツ・カーター)
東京・早稲田小劇場どらま館
2018年 AnK改名記念公演『キリグス』より『インクルージョン』(作 山内晶)
東京・北千住BUoY
同年 利賀演劇人コンクール出場『冒した者』(作 三好十郎)
富山県南砺市利賀村・岩舞台
2019年 青年団若手自主企画vol.77 ハチス企画『ハッピーな日々』(作 サミュエル・ベケット 翻訳:長島 確)
東京・アトリエ春風舎にて
同年 鳥公園のアタマの中展2『おねしょ沼の終わらない温かさについて』リーディング上演(作 西尾佳織)
東京。東京芸術劇場アトリエイーストにて
同年 フェスティバル/トーキョー19連携プログラム 青年団若手自主企画vol.79 ハチス企画
『まさに世界の終わり』(作 ジャン=リュック・ラガルス 翻訳:齋藤公一)東京・アトリエ春風舎にて
2020年 円盤に乗る派『おはようクラブ』(作 カゲヤマ気象台 共同演出 カゲヤマ気象台、蜂巣もも)東京・吉祥寺シアターにて
同年 『The Lesson』リーディング上演(作 ウージェーヌ・イヨネスコ、翻訳 安堂信也/木村光一)東京・アンスティチュ・フランセ東京にて
同年 鳥公園『昼の街を歩く』ワークインプログレス(作 西尾佳織)
東京・森下スタジオにて
2021年 グループ・野原『自由の国のイフィゲーニエ』(作 フォルカー・ブラウン 翻訳 中島裕昭)
東京・こまばアゴラ劇場
2022年 鳥公園『昼の街を歩く』(作 西尾佳織)
東京・PPARA
同年 円盤に乗る派『仮想的な失調』(作 カゲヤマ気象台)
同年 鳥公園『abさんご』ワークインプログレス(作 黒田夏子)